MENU

CMO直下での広報・ブランディング・事業戦略における 「表現・意思決定」の包括的伴走支援 

クライアント:株式会社TBM様

ご担当者: 常務執行役員CMO 笹木様 および 広報・マーケティング・ブランディングチームの皆様
実施時期: 2024年 〜 現在(約2年間)
選択したサポートメニュー: Executive Consulting(経営判断・ブランド/事業ストーリー伴走)


1. 状況(Before)

進化の速度を、確かな「言葉」で加速させる

株式会社TBM様は、地球の負債である炭素を高付加価値な素材へと変化させ再生することで、地球規模の課題解決に挑む日本発のユニコーンベンチャーです。同社が直面されていたのは、スタートアップ特有の劇的な事業進化と、それに伴う組織の流動性でした。当初、CMOからいただいたご依頼は、「広報・マーケティング・ブランディングチームが発信する制作物において、その表現や文脈が経営戦略と乖離しないよう、プロの目線でコンサルティングしてほしい」というものでした。

スタートアップにおけるブランドは、単なる見栄えではありません。刻一刻と変わる社会情勢や法規制、そして資金調達や事業提携のフェーズに合わせ、自社をどう定義し、どのような言葉で市場へ語りかけるか。社内には多くの熱量とアイデアが溢れていましたが、それを社外へ放つ際にふさわしい判断軸を客観的な視点から強固にしたいというニーズがありました。

プロジェクトは、Webサイト、動画、リーフレット、プレスリリースの監修といった多岐にわたる制作物のライティングやディレクションからスタートしました。常に最新のビジョンを同期し、「今、この瞬間の最適なアウトプットは何か?」を問い続けるという、クリエイティブな意思決定の連続でした。


2. サポート内容(Action)

「表現の監修者」として内部に入り込む

お付き合いが2年近くなる中で、その役割は「表現の監修」から「戦略の言語化」へと深化していきました。例えば「Carbon Solution(カーボンソリューション)」といった、同社の次のフェーズを決定づけるキーワードの策定。これは単にキャッチコピーを作る作業ではなく、同社が向き合うカーボンリサイクルや資源循環といった複雑な事業群を、一つのストーリーとして束ね、市場へ浸透させるための「概念の設計」でした。

弊社の強みは、制作会社としての知見を活かしながら、経営層から部員の方々まで、常にフラットにご相談いただける関係性を築いている点にあります。新商品のローンチにおける販促サポートや、組織構造の整理、採用サイトの刷新といった重要な局面でも、直面している壁を理解した上で見解を提示し、「決める」ための材料を言葉をご用意しています。これは2年間という歳月をかけて、同社の組織の流動感や想いを把握してきたからこそできるメリットです。


3. 変化(After)

情報の分断を埋め、迷いのない実装へ

大切にしているのは、TBM様という巨大なテックベンチャーが、全速力で進みながらも「サステナビリティ革命」というコアなメッセージを一貫して発信し、積み上げ続けられるようにすること。

初期の「表現部分の調整」から、今では戦略の移り変わりにおける意思決定のご相談が増えました。各種リリースの監修やWebの改修においても、先方の説明コストを最小限に抑え、外注とは思えないスピード感でアウトプットへと繋げています。メンバーの方々からは、「自分たちだけでは言語化できなかった事業価値が、社会に届く言葉に変換された」というご評価をいただいています。

今回の伴走プロジェクトの最大の特長は、発注者との情報の非対称性を限りなく解消し、経営およびマーケティングと表現を直結させたこと。組織の内部事情や市場の複雑さを理解した上で、その時に最も適切な表現を選び抜く。外部パートナーでありながら、TBM社の一員のような当事者意識を持って、日々変わる状況に柔軟に対応させていただいています。


まとめ: 成長スピードの速いスタートアップにおいて、経営層や現場の意図を汲み取り、広報・採用・事業開発のあらゆるタッチポイントで「言葉の質」を担保し続ける。2年間の伴走で築いた深い信頼と、戦略キーワード開発から組織改編までを支える。現場密着型のコンサルティング事例。

BACK

© 2026 TAKI CORPORATION